サッカーのシステム、フォーメーション、戦術を徹底分析
名古屋グランパス
ストイコビッチ監督になって4−3−3が基本システムとなりました。ケネディ不在時など状況によって4−4−2を使い分けるチームです。
ガンバ大阪
4−2−2−2を主体とし、状況によって4−2−3−1を使い分けるチームです。攻撃陣が豪華なので、オフェンスを重視した戦術を使います。状況によって3バックを敷きます。
セレッソ大阪
4−2−3−1を主体としますが、両サイドハーフはサイドアタッカーというよりもやや中央に寄った攻撃を好む傾向があります。
鹿島アントラーズ
昔から4−2−2−2を使うチームです。3バックが大流行した2000年代前半でも、4バックを使い続けているチームです。
川崎フロンターレ
4−3−3と4−2−2−2をバランスよく使い分けるチームです。外国人選手が充実している場合は、4−3−3を使う傾向にあります。
清水エスパルス
4−3−3を主体としたチームです。Jリーグ創世記でも3トップを基本布陣としていました。
サンフレッチェ広島
3−6−1を基本としますが、ゲーム中は変幻自在に4−4−2とも、4−3−3とも言えるポジション変更を頻繁に行うチームです。
横浜F・マリノス
4−4−2を主体としたチームです。システム変更は他チームよりも少ないといえるでしょう。
アルビレックス新潟
4−2−3−1や4−4−2を状況に応じて使い分けるチームです。
浦和レッズ
4−2−1−3、4−3−3を使い分けるチームです。ペトロビッチ監督になってからは選手間のポジションチェンジが減りました。
ジュビロ磐田
4−2−3−1を主体としたチームです。過去には3−5−2システム、N-BOXシステムで黄金時代を築きました。
大宮アルディージャ
4−2−3−1や4−2−2−2を使い分けるチームです。
モンテディオ山形
4−3−3を基本としますが、試合中は4−1−4−1の状況からディフェンスを構築するチームです。
ベガルタ仙台
4−2−1−3、4−4−2を中心にゲームを組み立てます。
ヴィッセル神戸
4−2−2−2を中心としたチームです。1トップ系のシステムはあまり使われないようです。
柏レイソル
4−3−3を中心としたチームです。ネルシーニョ監督によってチーム戦術が効果的に浸透しています。
ヴァンフォーレ甲府
4−4−2、4−2−3−1を使い分けるチームです。ハーフナーマイクによるポストプレイを基本を攻撃のk本としています。
アビスパ福岡
4−2−3−1を基本としているチームです。
戦術を通したサッカーの楽しみ
現代サッカーは昔と比べて戦術理論が大きく発達し、ドリブラーに対するスペースが非常に狭いことが特徴です。単独突破でディフェンスを切り裂くサッカー選手よりも、パスやポジショニングを得意とするサッカー選手が増え、実際に日本人選手も中田英寿や中村俊輔のようなパサータイプのサッカー選手が大いに注目を集めました。 イビチャ・オシムは「サッカーは選手ありき」と言いました。確かにそうかもしれません。しかし、選手と戦術があってこそのサッカーで、そこでシステムについての議論は必ず生じるのです。C・ロナウドやメッシのような特定のサッカー選手に注目し、そのファンタジックなプレーを楽しむこともサッカーの醍醐味ですが、サッカー戦術の観点からサッカーを見てみると、より楽しみが増えることは間違いありません。是非、サッカー戦術の奥深さとサッカーのチーム監督の苦悩を知ってください。 本サイトでは、サッカーにおけるシステムやフォーメーション、戦術理論を中心に解説していきます。